きみらしく- ADHDと仲良くいこう

興味のままに不注意を携えて動き回る、そんなうちの子はADHD代表選手の一人です。彼を育ててるからこそ見えてきた世界、そこから感じた色んなこと、伝えていけたらと思います。

診断がつくまで①

彼が小さな頃のことは、またいつかどこかのタイミングで機会があればゆっくり書こうと思ってます。

簡単にさらっと説明すると

うちの上の子は、市の検診では特に引っかかりませんでした。身体の発達も、認知面でもどちらかというと全部成長は早い感じ。

 

落ち着きがないことや、集団の中での動きが遅れること、みんなと同じことが同じ時にできない、集中すると全く聞いてないなどなど

本当にマイペースなんですと相談しても

 

うーん。性格かな。様子見ましょうか(^.^)

 

って言われておしまい。

 

うちの子の問題は集団の中での動きを見なければなかなか見えてこないからかもしれません。

 

結局、保育園の面談で私から先生に声をかけました。

 

「あまりにも、話し聞いてないですよね?」

 

私の中に違和感がありました。

言葉の理解もコミュニケーションも一対一ならできるのに、全体への指示となると全く聞いていないこと。

理解できるのに、なぜかできないことがたくさんありました。

 

その私の言葉をキッカケに、先生からたくさんの話しがでてきました。

その時まだ年少さん。

 

先生も気にはなるけど、親の反応を見てたのかなと思いました。

親にどのタイミングでどんな風に伝えるか、これって先生からするとものすごい難しいと思います。

発達の問題ってものすごいデリケートな問題なんだろうし、親の心もとても揺さぶられるから。

 

性格なんだ。こんな子なんだ。

そのうちできるようになる。

 

私も本当はその言葉を待っていたし、何度もそう自分で言い聞かせてきたと思います。

 

相談したら、何かが始まってしまいそうで

つけなくてすむかもしれない診断名を自分がつけてしまいそうな気がして

 

そんな気持ちで揺れていたのを覚えています。