きみらしく- ADHDと仲良くいこう

興味のままに不注意を携えて動き回る、そんなうちの子はADHD代表選手の一人です。彼を育ててるからこそ見えてきた世界、そこから感じた色んなこと、伝えていけたらと思います。

コロナ禍だから一人でできる宿題を

今回は発達の話しとは違います。

 

コロナ禍において、学校の先生に宿題について考えてほしい。

 

妹は今、コロナの病棟で働いています。

クラスターの発生で、普通の病棟がコロナ患者さんをみている状況です。まだまだおさまる様子もありません。

日本中、こんなことがたくさん起きていると思います。

 

クラスターがおきたことで、妹は自分だけを自宅に隔離して子どもたちを祖母に預けて仕事をしています。

姪っ子はまだ小学校低学年です。

ママに会いたい、ママと寝たいと毎晩泣きます。

姪っ子のもう一人は中学生です。妹のように泣かないけれど不安な中一人頑張っていると思います。

親子が会えなくなってもう一週間です。

 

そんな中、冬休みの宿題の一つが、

料理をし、洗濯をし、掃除をし、全て写真にとってまとめてくることです。

もしかしたら、家族のお手伝いをしてコミュニケーションをとれるよう期待しての宿題なのかもしれません。

だけど姪っ子たちのお母さんは今一緒にいられません。

料理も洗濯も一人でできる子は中学生ではまだまだ少ないでしょうから、親がみてやらなければこの宿題はできません。

一人でやっていないから宿題にしたんでしょうし。

写真をとって、編集してやるのにも親が必要です。

 

小学校の宿題も、毎日のお返事カードやお手伝いの書き込み、全部親が必要です。

できる限り子どもたちに接触したくない医療関係者にとっては難しい状況です。

 

我が家も私も主人も医療関係者です。

いつ、妹のようになるのかわかりません。

 

コロナ禍だからこそ、宿題のあり方を少し考えてはどうでしょうか。

やりたくても一人でできない、やってやりたくてもしてやれない、子どもも親も辛いです。

 

一人でできるような宿題で十分ではないでしょうか。

医療関係者は本当に疲弊しています。

どうか、これ以上医療関係者の家族や子どもを苦しめないでほしいな

 

先生たちもそんなつもりじゃないと思う

だけどもう少し想像してください

 

お願いします。