投薬を決断する
もんちっちは最近ADHDの特性が強くなってきています。
毎日の様子に波はあるものの、授業が受けられない状況が続いていました。
先日、かかりつけの先生に相談し、投薬を決断しました。
ここに至るまで、どうにか環境を整えることで投薬をせずに彼の成長でどうにかなるのではないかと期待していました。
もんちっちも、随分頑張ってくれたと思います。
学校の先生も、できる限りの配慮をしてくださったと思います。
それでもやはり、授業が受けられなくなってしまいました。
もんちっちに、病院の先生が聞きました。なぜ授業受けたくなくなるのかな?って。
もんちっちは、
「集中したいけど、できない。座ってようと思うけどイライラそわそわする。だから、保健室とかに行くって言う。」
そう話しました。
私もそれを聞いて、彼がもう自分では自分をコントロールできなくて苦しんでるんだとよく理解しました。
そして彼の一番の願いは
「テニスの練習でもっと集中してちゃんとコーチの話しを聞いて、ルールを守って、選手コースに行きたい」
そう話しました。
テニスのコーチからは、話しを聞いたり順番を忘れないなどのルールを守れるようになれば選手コースに呼ぶよ、コーチも楽しみに待ってるんだよ、そう言われてきて
もんちっちにはどうしてもそこができなくて悔しい思いでここまできています。
かかりつけの先生は、お薬についてもんちっちにわかりやすく説明してくださいました。
もんちっちは、
「薬の力ではなくて自分の力で頑張りたいからいいです」
とまず答えました。
私はびっくりしました。そんな風に考えるのかって。
先生は
「薬の力じゃないよ。薬を使えばもんちっちくんの本当の力が出せるんだよ」
と優しくお話ししてくださいました。
もんちっちはしばらく考えて
「じゃあ、飲んでみようかな」
って答えてました。
先生は、もんちっちくんの場合は薬の効果が出ると思う、テニスのコーチの話しも聞けるようになると思うし学校の授業も集中できるようになると思います、と。
テニスをとことんやらせてあげたらいい、好きなことをするために薬の力を借りて頑張ればいいって。
テニスの試合に出るようになれば是非応援に行きたいな、そう仰ってくださいました。
素晴らしい先生と出会えたことが何より心強いし、もんちっちの力が出せる環境を、今からはお薬の力も借りながら調整していきたいと思います。
薬は来週から開始予定です。
私ももんちっちもちょっと緊張気味ですが、またどうなったか報告したいと思います😌