きみらしく- ADHDと仲良くいこう

興味のままに不注意を携えて動き回る、そんなうちの子はADHD代表選手の一人です。彼を育ててるからこそ見えてきた世界、そこから感じた色んなこと、伝えていけたらと思います。

小学校にエアコンはいつ当たり前になるのか

小学校のエアコン。

私も早くつけて欲しいと願っている一人です。

 

こんな暑いのに、35度をこえる気温の中、うちの小学校の校区では30分から45分程歩いて学校に行く子どもがほとんどです。

平均2キロくらいかな。

 

登校で暑くなった身体を、冷やそうにも小学校にはエアコンがない。扇風機すらない。

 

耐震工事が先にきて、エアコンはまだまだ先になるようです。

 

ここ最近は学校に送り出すのが、本当に不安な毎日でした。

 

水筒の悩みもあります。

1リットルの水筒を肩から下げて30分以上、もう歩くだけで現在精一杯です。低学年だとこれ以上持つのは不可能だと思う。

朝の通学に付き添ってみていると、学校につくまでにみんな何度もお茶を口にしています。着いたころには子どもたちは半分くらいお茶を飲んでいます。

そりゃそうです。3キロ歩いてます。

もっと遠くの子は4キロです。

そうなると、実は全然お茶が足りないんですよね。

一年生はまだまだ自己管理なんてものはできなくて、お茶がなくなればなくなったなぁ、で終わっている様子。お水はぬるくてあまり飲めないと言います。

空っぽの水筒で帰ってきたときドキッとします(>_<)

 

お茶、学校で出せないのかなぁ。

どうにかして、冷たいお茶をたしてやってほしい。

もう、外国みたいに購買とか、自販機とか小学校においてくれないかな。

外国の小学校は購買で色んなものが買えますよね。

日本も、自販機なら置いてていいんじゃないかな。

学校でお茶が用意できないなら、そういうのもありなんじゃないかと思う。

 

最近の下校、どこからともなく、申し合わせたわけてはないのに親がお迎えに来るようになりました。

この最近の暑さで、異常を感じて誰かが迎えに行っているような状況で、その日行ける人が自分の子どもの班のみんなを車に詰めてピストンで送る感じ。

仕事でお迎えに行けない私はおばあちゃんが代わりに車でお迎えに行ってみんなを送ってくれています。

 

ほとんどの地区がそうしてるみたい。

 

もう怖くて歩かせられない。

 

エアコンがあれば、全然違うと思うんです。

とりあえず、学校でクールダウンできていればまだ身体も余力があると思う。

だけど、一日中この暑さで熱せられてたら

炎天下、それも長距離重たいランドセル背負って歩いて帰るなんてもう熱中症にさせようとしているみたいなもんです。

 

しかし、正直なところ学校も、対策がないですよね。

それでも、子どもの親としては何か大変なことが起きる前に対策を考えて欲しいと切に願います。

 

熱中症、本当に危険です。

医療の現場に長くいましたので、熱中症が進行したらどんな医療をもっても助けられないことがよくわかります。軽度で見つけなければ助けられません。

子どもが体育をして脱水になり、脳梗塞を起こしたという症例も見ました。

 

学校にいたら安心、そう思えるような環境が日本中の学校で整うことを願います。

東京にいても、地方にいても、どうか同じ学習環境を与えてやって欲しいです。