目標は「みんなと同じ」にすることなの?
みんなと同じようにできないうちの子。
例えば、じっと座って授業を静かに聞くことができず
立ち歩くことはしないまでもゴソゴソソワソワどこかしらが動いています。
姿勢を一定に保てないから、足を動かし、向きを変え、落ち着いて一定時間止まっているのは集中しているときのみ。
聞くことが苦手なので、仕方ないのかな。
聴覚的な指示はとても入りにくい。
ザワザワした教室では、その難しさはさらに増すらしいです。
最近本人も言います。
静かなところじゃないと集中できないんよなと。
しかし、そんな中、本人は人一倍うるさいのです。
授業中、先生の問いかけについつい大きな声で返事をしてしまうし、手を挙げずに答えてしまう。
色んな理由がこの背景にはありますが、先生とほかの友達にしたらとても迷惑なことかと想像します。
一場面だけでもこんな問題が山積みなもんちっちの日常ですが
ふと、もんちっちの目標ってどこに置くべきなのかと考えました。
もんちっち主体だと簡単です。
だけど、お友達のことを考え、さらにはもんちっちの将来も考えていくと
結局は、みんなと同じようにできることに辿りつく、もしくはそこに限りなく近づけた目標を考えてしまう私。
だからついつい、いろんな注意もしてしまう。
個性を大切に、一人一人の違いを認めるのなら特性のあるもんちっちの目標はみんなと同じようにできることでいいのか。
ほかの子どもたちだって、特性とはいかずとも個性があり、みんなと同じようにできることはどこまで大切な目標なんだろうって。
特にそのことを感じるのは、運動会や学習発表会の練習です。まっすぐに並ぶこと、動かないこと、ピシッと揃えること、同じように。
ここに完璧な目標を置かれてしまうと、苦しいんですよね。全て、もんちっちにとってすごく難しいことなんですもん。
しかし、できないことはそれほどめちゃくちゃ人に迷惑かけてるのかな?と思う目標でもある。
先生方、ごめんなさい🙏
でも、でも、止まれないのに止まれとみんなの前で注意を受けたり、言われ続けるのは、毎日凹むよなぁって😅
授業などは、最低限のルールを守らせることは必要だと思う。他者の学ぶ権利を守ることが必要だから、何が迷惑なのか本人も理解しないと。
そんなことを考えていたとき、とある研修で同じようなことを言われていた先生がいました。
個性を生かす教育を唱え様々な個性に対応した支援をしているが、その目標は、みんなと同じことを同じようにできることに設定しているのが現状。
支援の仕方を、個性に合わせて工夫しているように見えて、みんなと同じにするために支援している。
結局、支援によってできる子はそれでもいいが、そうではなく難しい子は、無理な目標に苦しみ続けると。目標が大事なんだと。
そんな話を聞きながら
やっぱりそうなんだなって。そういう問題に気づいてもらえているだけでまずはホッとしたり。
みんなと同じようにできることは決して悪ではないし、将来社会に出るために必ず必要なスキルにも繋がると思う。
だけど、どうにか、みんなと同じように装って過ごすことを学校生活でしてきた子どもたちは、
自分の特性を周囲に理解してもらったり、その上で周りにとって迷惑な範囲を知って、うまくやるというパターンを学んだりとか、そういうのをすることなく成長することになるのではないかと危惧してしまうのです。
つまり、私が言いたいのは
最終的に、この子たち、パーフェクトに特性がなくなることはないのだから
仕事の向き不向きも絶対に将来あると思うんです。
どんな仕事でも選べるパーフェクトなタイプではないと思われる。
仕事って、大事な場所だと思うし、自分の活躍できる場を築けるかとうかは生き方に大きな影響を与えると思う。
だからこそ、最終目標は自分に合う環境を自ら見いだしそこで生きることだと私は思うんです^_^
大きな目標だけど、やっぱり親としてはそこかなと。
そのために、みんなと同じようにの訓練も必要なことだけど
みんなと同じじゃない目標を本人と立てて
その理由や、そのデメリットも話しあって
僕はこういうとこ苦手だなぁ。ここまでならできる、とか、こうやれば僕もできる、こういうのは絶対無理だなとか。
子ども自ら自分と他者との違いを学んだり、自分って、、を読み取っていく必要があるんじゃないかって。
その中で、あなたにもこれだけ配慮する、だからあなたもみんなに対してはこうしよう、これはみんなにとっては迷惑だよね、って。
そうやって分からせてやって欲しいなぁ。
まとまりない文章になったけれど、
この悩みはたぶんいつまでも続く悩みだと思うんです。そして、答えは状況により様々なこともよくわかってるつもり😅
いつか成長したもんちっちの口からもんちっちにとっての正解はどれなのか教えてもらえたら嬉しいな😆
長くて読みにくい文章、お読みいただきありがとうございます🙏