ADHDっ子とスポーツ!
幼いもんちっちにとって、
そして私にとって(笑)
スイミングは良い習い事だったと思います。
しかし、 ADHDの子どもにスイミングが向いてる!とは断言できないなぁと思い始めました。
もんちっち、クロールとか背泳ぎを習い始めてから全く本気で泳がなくなってきました。
気分が乗らないだけかと思ってたけど、あまりにも毎回ダラダラしてる。
浮遊してるというべきか( ̄^ ̄)
「なんでちゃんと泳がないの?」
聞いてみました。
「スイミング、楽しくないねん」
そうなのーーー?(・∀・)
楽しくない、なんでだろ。
まぁまぁいいペースで進級してきたし、向いてるんだなぁと思ってたんだけどなぁ。
「スイミングって、うまくできたかできてないか、分からないし、勝つとかないやん。勝負できないやろ。それが全然、面白くないねんなー」
なるほどーー(・∀・)
目からウロコな情報でした。
自分では自分の泳ぎ方なんて確かに見えないし
まだまだ4泳法を習ってる段階では
勝負なんてしたことないから。
水泳には
うまくできた!
って実感が得にくいという特徴があるのか(`・∀・´)
これはたぶん、もんちっちが成長したことも関係してるんだと思います。
前は、水の中で自由に体を動かすことが楽しかったんだと思う。
ただ、水の中で遊ぶ。それで満足だったのかも。
だけど成長して、
できた!!
って達成感や勝負する心が育ってきたのかもしれない。(いいように考えたらです。笑)
そして幼いころしてたビート板バタ足とかは視界がいいから
前の子を抜かしたり、後ろから抜かされたりで小さな勝負を楽しんでたと思い出しました。
クロール、背泳ぎとなると、確かにそういう意味で視界はないかも。
だから自分でできたって実感もなくて、なにが正しいくて悪いのか分かりにくいんだなぁと。
発達外来の先生にも聞いてみました。
「この子たち、単純な反復というものが好きではないんですよ。まぁ、どっちかというと同じことするのは嫌い、苦手ですわ。笑」
そうなのー(・∀・)
それは、めんどくさい習性だな(・∀・)
とまぁ、この経緯でもんちっちはスイミング辞めたいと言いだしたんです。
そして、実は4歳から彼はテニスをしていまして。
このテニスが大好きなんです。
テニス選手になるって言ってます。
彼がなんでテニスが好きなのか、考えてみました。
さっき述べたことの答えがテニスには全部あることに気づきました。
まず、
・テニスは打ったボールの行方が目でみえる
・「ナイス!」とコーチがその場で言ってくれるから良い、悪いが分かりやすい
・相手がいるから勝負として感じられる
そして、反復が嫌いな彼にとっても、ボールを思いっきり打てるという気持ち良さのが今のところ勝ってるようです。
サーブ、フォア、バック、ボレーと時間ごとにメニューもどんどん変わりますし飽きないみたい。
知能検査の結果を少し考えると、彼は空間認識力だけはほぼパーフェクトでした。
空間を意識するスポーツが楽しいのかもしれない。
そして、ラリーとなれば次のレスポンスが早いというか、展開も早いので程よい刺激が続いて飽きることなく、集中できるようです。
これは、 ADHDっ子にとっても向いてるのでは??と密かに最近思っているのです。
たぶん卓球とかもそうですよね。
だけど、これもうちの子みたいなタイプには合っているってだけで みんな色々なんでしょうね。
もんちっちは、テニスが大好きで、毎日行きたいらしい。
今はまだ週に2日だけにしてます。
もうしばらくこのまま様子を見て、本当に頑張る様子ならやらせてあげてもいいかなと考え中です。
テニスでも、話しを聞いてなくてめちゃくちゃ叱られることもあるんですが
これに関しては彼は自分で納得しているみたいで嫌だとは言いません。
何よりコーチが大好きみたいです。
凹んでなさすぎるのもどうかとは思いますが( ̄∇ ̄)
スイミングは、テニスをやるにしても体をつくるのにとっていいからもう少しおいでとコーチに説得されたのもあり、とりあえずは続けてます。
ちなみに、スイミングのコーチにもテニスのコーチにも、顔見知りになりよくお話しするようになったあたりに ADHDのことは伝えました。
どちらのコーチも
へー。(^.^)
って感じで終わりました。
テニスのコーチは、それも才能かもしれませんよ!何事も普通ではダメなんです。いいじゃないですかー(^○^)って。
そう言うしかないですよね。笑
大好きなものが一つ見つかったことは子どもにとって大きいこと。
頑張って努力して続ける時間がきっといつか彼を助けてくれる、そう信じたいと思います☆