きみらしく- ADHDと仲良くいこう

興味のままに不注意を携えて動き回る、そんなうちの子はADHD代表選手の一人です。彼を育ててるからこそ見えてきた世界、そこから感じた色んなこと、伝えていけたらと思います。

スーパーに一緒に行けるようになった

もんちっちが小さな頃から、いや、歩けるようになってからですね。

スーパーに一緒に行くのが本当に億劫でした。

嫌ではもちろんないんです。

やっぱり言葉として最適なのは億劫だな⊂*1

もんちっちごめーん(°▽°)

 

なんでかというと、買い物どころではなくなるから。

 

スーパーに入ると〜

まずは、走る。

解き放たれたという言葉がまさにぴったりというか、なんせダッシュでコーナーをきります。

 

スーパー入る前のお約束なんて、あってないようなものとなり

走っては人にぶつかりそうになり、

私は後ろから謝りながら追いかけて

近くにいるうちに捕まえておこうとカートをもんちっちに押させると人をひきそうになり、

もしくはガンガン色んなところにぶつかりながら進み、

カートの前を私がもってコントロールしようとすると手を離してよと怒り、

そして一瞬で飽きてあっという間にいなくなる。

そうなれば戻ってこない

本当にズンズン好きな方へ進んでいく感じ。

探す私に気づくと鬼ごっこのように、余計にどこかに楽しそうに隠れてしまい

走らないで!って追いかけると逆効果

放っておくのも危ないし

 

周りの目も気になるし、優しい言葉を選ぼう選ぼうと気にしながらも怒り💢ながら続ける買い物。

 

たいていは、流れ作業のように商品をささーっとカゴにいれてはもんちっちがどこにいるのかチェックして、

そしてまた進みながら次のものを放り込み

またどこにいるのかチェックして。

この繰り返しです。

立ち止まって商品をみるとか

買い忘れたものを探しに戻るなんてとてもじゃないけど無理。

スーパーから出て行かれたら終わりだから。

 

買い物のあいだ大人しく座っていてもらおうとカートに乗せていても、お子さまシートのところで立ち上がりどうにかして降りようと戦って、それを抑えこみながら突き進んで。結局は危なすぎてシートから降りることになる。

子ども用の可愛いカートも3分くらいで飽きて降りてきてしまい、結局は大きくて動きにくいだけの邪魔なお荷物に変身していました。

 

そんなことから、買い物はできる限り一人で行ける時間にダッシュで行くことが多くなり、大抵おばあちゃんにお願いしている間に買い物って感じでした。

ママのあとについて大人しくお買い物してる子をみたら、ちょっと切なくなったり、羨ましいと思ったり。

3歳まではどうにかシートに押し込めてたから(笑)

4歳から6歳くらいが一番大変だったかもしれない。

 

そんなもんちっちでしたが、小学校に入ってから気づいたのですが

最近なぜかそんなに走らなくなりました。

勝手にお菓子売り場には行くけれど、歩いてるし、ちゃんとそこにいるし、なんなら時々私を見に戻ってくる。

お菓子は2個だね、って約束も守れる。

 

これだけで、感動でした(*´∇`*)

 

普通に買い物が出来る日がくるなんて、

考えてもなかった。

 

大袈裟だけど、

本当にそう。

 

大変なときは、いつまでもこれが続いていくような気分にさえなるけれど、

案外簡単に乗り越えられる瞬間がくる

子育てしているとそんなことがたくさんあります。

 

とは言っても、もんちっちの弟が同じように走り回るようになってきたので

二人と心穏やかにスーパーを歩けるのはまだまだ先だと思いますが@(・●・)@

もんちっちが弟を見てくれるようになったから、随分と助かったりしてます。

 

まだまだ大変なお母さんたちに声をかけるなら

 

大丈夫!

みんな同じだよ(╹◡╹)

 

 

*1:・x・