きみらしく- ADHDと仲良くいこう

興味のままに不注意を携えて動き回る、そんなうちの子はADHD代表選手の一人です。彼を育ててるからこそ見えてきた世界、そこから感じた色んなこと、伝えていけたらと思います。

母親の価値観の違いとトラブル

学級懇談会がありました。

ほぼ無事に終わりました。

 

ほぼ、って。笑

 

一言ずつ挨拶しただけで、なんとなく色んなお母さんがいることを理解します(・∀・)

ゲッソリしそうになりましたが

いちいち気にしてたらやってけないわと思うようにもなりました。

もんちっちが何もしてないなら、とりあえずよしです。

しかし、すごい時代に子どもたちは育っていくことになるんですねぇ(T_T)

 

にしても、細かなことが気になりすぎる人が増えてるんじゃあないかと

そんな気持ちがするんですがどうでしょう??

どこも同じ??

 

そりゃぁ、私が思う小さなことも、他のお母さんにしたら大きなことであり

誰の価値観が普通とか、正しいとかは誰にも決められない。

だけど、時として、

これは子どもたちを守っているのか、追い込んでいるのか、

わからなくなったりもします。

見方を変えたら、正しいことと、間違っていることが全く逆になったりすると思うんです。

 

前回書いたご近所のトラブルもそう。

勢いを増しているようです。

 

結局、怒鳴りこんだ方のお母さんは、子どもを家から出さないという手段をとられています。

あんなに毎日きてたのに、ちっとも見ない。

 

だけど、

近所で遊ぶ声が聞こえたら、遊びたがるから

わざわざ用事を作って家にいないようにして隔離してるから!

と、相手のお母さんに言われたそうです。

 

声が聞こえたら遊びたがる

それを聞いて、

子どもが遊びたがるってことは

 

子どもを追いつめているのは、相手の子どもではなくて

そのお母さんなのではないかなと思ったんです。

 

今日は何されたの?

それで?

そんなこと言われたの?

また?

信じられない!

 

こんなふうに問い詰めてたら

子どもはしょんぼりするんじゃないかな。

 

僕はそんなに、ひどいことされてるんだ

嫌われてるんだ

あの子はひどい子なんだ

 

僕は悪くない

 

 

そんな価値観が作られてしまって

負の連鎖が始まっているような

そんな感じがします。

 

だって、

あれから何回か朝の集合場所で一緒になったけれど

やっぱり立場的に強いのは怒鳴りこんだお母さんの子どもの方であって

負けずに言い返すのがもう一方の子ども。

2人ともひかなくて、ぷーんってなる。

よくある子どもの言い合いでしかない。

まぁまぁまぁ!って、私も声かけて

出発時間には上級生にたくしますが

どっちもひかないんだこれが。

その内容も子どもあるあるです。

 

私なら

もんちっちが

こんなこと言われた!とか言ってきたら

 

重たくせず、軽くしてやるように返してしまうけどなぁ。あんたも言ってるよね〜Σ( ̄。 ̄ノ)ノとか。

そして相手の子どもにも、関係ないことをたくさん声かけるなぁ。

悪い言葉でやり合ったら、もんちっちの方に注意しながら伝わるようにする。

 

本当のいじめ問題ではそんな気楽に言ってはいけないと思いますが

 

ないはずのいじめを

大人が作っていることもあるんじゃないかと

今回のケースはそんなふうに思うんです。

 

我が子がかわいいのは、そりゃあ誰も同じ。

だけど、

我が子を思うなら

我が子に解決するための階段を登らせてやらないと。

いつか困るのは我が子だと思う。

小さな喧嘩のうちに、相手との関係の作り方について理解しないと

みんなの心が成長したときには

周りに友達がいなくなるんじゃないのかな。

その時また、お母さんが怒鳴りこみに行くんだろうか。

そしてまた、お友達が減って、、

 

何よりも

毎回毎回、子ども引き連れて相手の子どもに怒鳴りに行くのは

お願いだからやめてあげてほしい。

 

どっちの子どももかわいそうだ(T_T)

想像しただけで悲しい。

お母さんが、お友達に怒鳴る姿を喜んで見る子どもなんてきっといないよね。

怒鳴りこまれている子どもさんも、夜泣いて眠れなくなってしまっているようで。

 

今回のことは考えれば考えるほど、嫌な気持ちになるんです。

我が家を挟んで両隣で揉めてますしね(・∀・)

 

みんなで、子どもたちを見守ってやりたいというのはキレイゴトなのかな。

 

うちみたいな田舎でこんなこととは。

子育てしやすい、古き昭和のような、穏やかな町だったんですけどね(・∀・)

 

いやぁ、私もこの先の世の中が怖い。

 

日本、大丈夫か(T_T)