きみらしく- ADHDと仲良くいこう

興味のままに不注意を携えて動き回る、そんなうちの子はADHD代表選手の一人です。彼を育ててるからこそ見えてきた世界、そこから感じた色んなこと、伝えていけたらと思います。

ADHDと診断される

結局、ちゃんと診断されたのは、年長になってからでした。

 

年少からしばらくはクリニックで発達の外来にかかっていました。

年長くらいまでは、まだまだ幼いため様子を見て彼の成長を見守っていこうという方針でした。家や保育園で困っていることをクリニックで相談し、その対応策などを医師に指示をもらい保育園に返す、といったことを繰り返していきました。

 

年長になり、就学を見据えてクリニックから市が管轄している発達の専門機関に紹介状を持っていき、初めて詳しい検査をしました。

 

知能検査ではWISC-Ⅳという検査をしました。

言語理解が130を超えているのに対し、ワーキングメモリは90というものすごい凸凹が数字となって明らかになりました。

 

「○○くん、ものすごく、頑張ってきたと思いますよ。しんどかったと思います」

 

検査をしてくださった心理士さんはそうおっしゃっておられました。

客観的な数字だからこそ、どれだけ彼がしんどかったか良くわかりました。

 

検査結果は正直ものすごく役にたちますので、お金を払っても所見をいただくことをオススメします!

 

うちの子の場合は、聴覚的な指示が入ったかどうかが結果に大きく影響しているといったことが見解として書かれていました。

そして、早とちりでどんどん課題をすすめてしまうことや、言葉の概念についてはものすごい理解しているけれど、ついつい話しが広がりすぎたり逸れていくことなど、彼そのものな結果でした。

 

保育園の先生は、この結果を見て私と笑いました。

検査の様子が目に浮かぶ〜笑

って。

 

この結果は、小学校の入学時なども先生に彼の特徴をお話しするのにものすごく役立ちましたし、彼の特性としての弱み、そして強みも分かったので私はやって良かったと本当に思います。

 

そして、これらの検査結果をもって、正式にADHDと診断されることになりました。

 

ここまできたら、私の受け止めもあっさりしたものでした。

 

もちろん、ショックではあったけれど。

 

自分の中ではなんとなく分かっていたADHD、このフレーズに慣れてしまったからかもしれない。

 

色んなブログを見たり、専門書を読んだり、

少し調べればどんな情報も手に入る世の中です。

 

ブログを見たところでみんなそれぞれ違うんだから、自分の子どもに当てはまらないことも多い。だけどやっぱり気になるんですよね。

 

みんなと同じようにできない我が子を見るのは本当に苦しいです。

楽しいはずの参観日、発表会、運動会をどうか無事に済みますようにと祈るような気持ちで見守る人の気持ちが、私には分かる。

 

悩んでるママの心がすっと軽くなるような、そんなブログを書いていけらたいいなと思います( ◠‿◠ )