きみらしく- ADHDと仲良くいこう

興味のままに不注意を携えて動き回る、そんなうちの子はADHD代表選手の一人です。彼を育ててるからこそ見えてきた世界、そこから感じた色んなこと、伝えていけたらと思います。

心が強い人

心が強い人は「怒りのしずめ方」を知っている

 

ここ最近一番心に響いてきた言葉です。

本当にそうですよね。

 

サッカー選手の酒井宏樹選手の記事にありました。

https://toyokeizai.net/articles/amp/224196?display=b&_event=read-body

サッカーの試合はよく見ますので酒井選手はもちろん知っていましたが、酒井選手自身のことはあまり私は知りませんでした。

 

「心が強い人」

この定義は曖昧かもしれない。

だけど、わかります。

 

「怒り」を認識したとき、その人らしさがとてもでてくると私も思います。

その人が隠している本質も見えることがあります。

 

仕事でも、やりにくさを感じさせる人は怒りの勢いをそのまま表現してくる人が多いと思います。

 

そこにはその人なりの意図があるのかもしれない。

だけど、怒りは必ず正常な判断を狂わせます。

自分を正当化しているから怒れるんです。

 

そして、怒りを受けている側がうまく対処してどうにかその関係が成立しているということを忘れていると思う。

 

私も怒りを感じること、あります。

ものすごい理不尽なこととか、たくさんありますもんね。

 

だけど、私もすぐには反応しません。

これだけは、自分の信念。笑

心を無にして言いたいことをグッとこらえる。

しばらく距離や時間をおいて、自分の頭の中だけに感情をとどめる。なにもアクションを起こさないようにします。

 

すると、案外周りの空気は悪い方にはいきません。

正直、しばらくすると自分を守ってくれる人が出てきたりします。

それを期待しているわけではなかったけれど、理解者というか、そういう人は必ず出てきます。

 

反対に、怒りに対して負けずに戦う人もいます。

自分の正当性を主張したり、対抗してどうにか相手を負かそうとする人。周りを操作して自分が優位に立とうとする人。

 

この様子をじっと見ていると最終的にはお互いさま、と言われる状況に大抵の場合なっています。

 

同じ土俵に上がってしまってはダメなんだと思います。

 

私も、完璧に自分をコントロールできるわけではないですが、感情のままに動くことはしません。

 

なんでこんな話しになったかというと。

仕事でもとっても気になる人が増えてきたなぁと思うのも一つだし。

ここからは最初の書き出しとは少し話しがズレていきますが。

 

私は社会的にでる前の、子どもから大人になる位置にいる人たちに関わる仕事をしています。

 

怒りのコントロールだけではないのですが、全般的にとても幼いと感じます。

 

若しくは、そのような間違った対処で自分を守ってきたのかと思うこともたくさんあります。

 

その結果どうなるかというと、うまく社会性が築けない、自己肯定感が著しく低い、もしくは反対に高すぎる、そしてたいていは認知の歪みが形成されてしまっている。

多くの問題を抱えている。

 

詳しくは書けないですが。

 

それは、子どもだけの責任ではない。

問題が重度なほど、なんの支援も得ていません。

なんの理解もない中にほったらかされてきたんだなと、

周りは何をしてきたんだろう、そう思ってしまう。

見ていると本当に苦しくなります。

 

子どもの頃、適切な支援を受けずに成長したことで

なぜ自分は

うまく社会に適合できないのか、

同じように学習できないのか

この答えを持っていない人がとても多いと思います。

 

まとまりのない話しになってきましたのでこの辺で止めておきます。

 

心が強い人

 

私は子どもを育てる上でここだけは譲れないんです。

そのために、今できる色んなことを考えてます。

 

きっと、壁にぶつかる時は必ずくると思います。

それでも心が強ければ、子どもは立ち上がってくれると思う。

 

自分の子育ての答えがでるのはまだまだ先です(^.^)

何より子どもに合格点をもらえるように、ママ頑張りまーす。